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【移動(モビリティ)】スーパーシティ事例一覧

スーパーシティ移動

スーパーシティ移動

スーパーシティ構想の中でも移動(モビリティ)領域は非常に注目のテーマです。実際、31自治体が構想を提出していますが、30自治体が移動領域の先進サービスを提案しています。その中でもいくつか事例を紹介していきます。

スーパーシティ構想移動領域詳細

移動領域といっても様々なサービスがあります。スーパーシティで提案されているものの一覧です。

自動運転車

つくば市の自動走行

出典:つくば市

つくば市は、筑波大学を中心としたスーパーシティ構想しています。バスや一般自動車よりもまずは電動車いすのような小型モビリティの自動運転を構想しています。

筑波大学と連携!つくば市のスーパーシティつくば市は、スーパーシティ構想への挑戦をきました。茨城県の南側、千葉や埼玉よりに位置する都市です。2005年に開業されたつくばエクスプレスを使えば、東京の秋葉原から最速45分で到着します。つくば市は、「科学」という特徴を生かした街づくりを構想しています。...

空飛ぶクルマ

大阪市万博会場での「空飛ぶクルマ」の披露

出典:SkyDrive

2025年に開催する万博で「空飛ぶクルマ」を一つのコンテンツとして提供する予定です。また万博後も観光やビジネス展開を構想しています。空飛ぶクルマ実現に向け、トヨタ自動車やGMOなど様々な会社が安全に運航できるように議論しています。

「空飛ぶクルマ」は日本において、SkyDrive社が先行しています。SkyDrive社は大阪万博が行われる2025年よりも2年前の2023年に大阪湾岸での事業開始を目指しているようです。

万博開催地!!大阪のスーパーシティ構想を紐解く大阪市は、段階的にグリーンフィールド型でスーパーシティを実現しようと考えています。また、万博を控えているため、万博も有効活用し、スーパーシティの構造を現実的に、そして最終的に市全体、大阪府全体に広げていくとしています。そういった計画や内容について解説していきます。...

愛知県常滑市の「空飛ぶクルマ」

出典:ANA

愛知県常滑市は、愛知県の中でも海よりに位置し、中部国際空港(セントレア空港)がある地域です。大阪の万博開催である夢洲同様、海上に埋め立て地があります。そういった土地は、本島との道路が限られているため、空飛ぶクルマを導入することで、新たな交通の確保や輸送を実現できると期待しています。

現在、空飛ぶクルマによる物資運搬等の利便性を検証などしています。

愛知県常滑市スーパーシティ構想!中部国際空港が未来都市に!愛知県常滑市は中部国際空港(セントレア)がある場所です。海に近く、空港を擁し大都市名古屋まで30分以内に移動可能な常滑市はスーパーシティ構想に挑戦しています。常滑市のスーパーシティ構想について解説していきます。...

ロードプライシングによる渋滞緩和

鎌倉市でのロードプライシングによる収益確保と快適性向上

出典:東洋経済オンライン

鎌倉市は、鶴岡八幡宮や鎌倉大仏など首都圏有数の観光地です。観光地であるため、多くの観光者が鎌倉市内を訪れるのですが、その際渋滞が度々発生しています。渋滞が発生するのは観光者だけではなく普段鎌倉市で生活している人たちの利便性を奪うことにもります。

鎌倉市内に入る際に高速道路の料金所のように料金をとることで、交通量の削減や新たな収益を生むことを考えています。

古都鎌倉市のスーパーシティ構想は成立するか鎌倉市といえば、源頼朝が幕府を立てたことで有名です。湘南や葉山など別荘地としても人気の地域です。しかし、地域は年々高齢化が進んでいます。今回スーパーシティに挑戦する鎌倉市について解説していきます。...

住民等による地域公共交通サービス

香川県高松市の「バタクス」

香川県高松市では、バスとタクシーの中間の料金帯で利用できるタクシーの相乗り、ダイナミックプライシングで料金設定を柔軟に変える「バタクス」を提供します。電車やバスなど安いが、限られた範囲でしか移動ができません。特に地方であれば、隅々まで公共交通がいきわたっていないため、タクシーのように自由で呼び出せる、かつタクシーよりも安価に利用できるのは住民にメリットあります。一見、タクシー会社は料金が安くなるため損すると思いますが、利用頻度、需要があがります。

脱皮!?高松DAPPYが推進する香川県高松市のスーパーシティ構想高松市は、「FACT」をキーワードにスーパーシティ構想を推進していきます。FACTとは、フリーラドレスシティたかまつ(Free Address City Takamatsu)の略称で、時間や場所の制約から解き放たれた暮らしを実現しようとしています。...

まとめ

移動(モビリティ)領域は、大変注目のテーマです。MaaSといった言葉やトヨタ自動車を有する日本においては、クルマをはじめとした乗り物関連は日本全体に強い影響があります。

ただし、法律や規制、マネタイズ等の様々な障壁があり、世界的には日本遅れている分野です。早いところ日本版交通サービス、MaaSが確立されることに期待です。