法案

スーパーシティ法案2020年05月に成立!気になる内容は?

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スーパーシティ法案とは

「スーパーシティ法案」とは、2020年5月27日に国会で成立した「国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案」の俗称を指します。スーパーシティによって、自動運転やドローンといった様々な技術によって発展シていく未来があります。スーパーシティの根幹となるスーパーシティ法案について詳しく見ていきます。

気になるスーパーシティ法案の中身は以下の第一から第十に及ぶ10個から成り立ちます。

  • 第一 新たな特定事業の追加
  • 第二 国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業に係る欠格事由等に関する規定の整備
  • 第三 革新的な産業技術の有効性の実証に係る道路運送車両法等の特例に関する措置の追加
  • 第四 課税の特例措置の要件の見直し
  • 第五 国の機関等に対するデータの提供の求め
  • 第六 地方公共団体に対するデータの提供の求め
  • 第七 新たな規制の特例措置の求め
  • 第八 国家戦略特別区域諮問会議の所掌事務の追加
  • 第九 情報システム相互の連携を確保するための基盤に係る規格の整備及び互換性の確保に関する援助
  • 第十 施行期日等

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/kettei/pdf/r202005_youkou.pdf

見出しだけでは、内容がつかめないものが多いので一つずつ解説していきます。

第一 新たな特定事業の追加

データ活用を促進するために、「国家戦略特別区域データ連携基盤整備事業」を特定事業に追加するという内容です。

特定事業とは、国や地方公共団体として立場を有する事業主を一般の事業主と分けて呼称するときの呼び名です。

第二 国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業に係る欠格事由等に関する規定の整備

戦略特区内における外国人が滞在するホテルや旅館等の施設の認定の有無を定め、資格に適するかの調査等を行ったり、その施設に立ち入ることを整備するという内容です。

第三 革新的な産業技術の有効性の実証に係る道路運送車両法等の特例に関する措置の追加

ドローンや無人運転の車など実証実験のために内閣府の認定を受けた事業者として活動を行えるという内容です。

第四 課税の特例措置の要件の見直し

課税の特例を見直しをしたという内容です。

第五 国の機関等に対するデータの提供の求め

戦略特区内において、「国家戦略特別区域データ連携基盤整備事業」の事業者はデータの提供を求めることができるという内容です。

国やその機関のデータなどにアクセスし、AIや分析に使うことができるというものです。

第六 地方公共団体に対するデータの提供の求め

第五の内容と同じく、地方自治体においてもデータ提供を求めることができるというものです。

第七 新たな規制の特例措置の求め

国家戦略特別区域において国際競争力を高めるために不必要な規制などを内閣府に地方自治体から特例措置を求めることができるという内容です。

第八 国家戦略特別区域諮問会議の所掌事務の追加

特例措置に関して、内閣総理大臣を通じて各行政に公的に勧める事ができるという内容です。

第九 情報システム相互の連携を確保するための基盤に係る規格の整備及び互換性の確保に関する援助

国家戦略特別区のデータ基盤等を作る業者が困らないように連携先のデータやシステムの管理者に協力を求めることができるという内容です。

第十 施行期日等

スーパーシティ法案の施工の期日等が記載されています。

スーパーシティ法案の役割

  1. 複数のサービスを同時に立ち上げるために、複数分野の規制改革を同時・一体的に進めていくための手続きの設定
  2. データ連携基盤整備事業の事業者に対して、国や自治体が持つデータの提供を求めることができる、という既定の追加

1. 複数サービス起ち上げの複数分野規制緩和手続きの簡略化

法律を変えるのは、困難ことです。特に複数分野となるとなおさら困難となります。スーパーシティは複数の分野に跨がるサービスを提供していくため、一括で規制緩和を受けるための簡略化の役割があります。

2. データ提供

データ提供に関してもデータ提供がなければスーパーシティは進みづらくなるため、住民合意の前提のもと、手続きを簡略化しています。

特別戦略特区の候補地

法案の内容を見る通り、特別戦略特区には様々な規制緩和がありかつ色々な事業のチャンスがあるということで多くの自治体が公募に応募しています。

スーパーシティの候補地は以下の記事にもあるので見てみてください!あなたの住んでいる地域や地元も入ってるかもしれません。

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まとめ

内容は、特別戦略特区において、事業者となる企業や国、地方自治体が動きやすいかつ国際競争で負けないように規制を緩和するという内容です。主にデータへのアクセスや航空法や道路交通法で規制されている内容を実験のために緩和することができます。

実証実験が進み、ドローンや自動運転の技術が高まると世の中が大きく発展しそうです!

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畠山大世
ITコンサルティングとして、基幹システム刷新のPMO、要件定義、設計に従事。システムをより深く知りたくなり、エンジニアに転向。機械学習エンジニアとして、レコメンド、スコア予測、データ分析などを経験。 その後、フリーランスとして独立し機械学習だけではなくアプリエンジニアとしてフロント、サーバ問わず開発。また、PdMやプリセールスなどビジネス面も担当。
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