Parkness Challengeとは
Parkness Challengeとは、うめきた2期におけるスーパーシティのテーマです。うめきた2期は、250万人/日に行き交う大阪駅の近くの場所です。東京でいうと秋葉原並の人通りの多さです。(※2019年に248万人の乗降客)
parknessという言葉はないので、造語だと思います。そのまま意味を受け取ると「公園状態」?ちょっといみがわかりません。公園のような安らぐ雰囲気を出したいのだと思います。
Parkness Challengeの4つの柱
- 健康のシェア
- 健康(未病)の維持・向上、行動変容のきっかけづくり
- 育てる体験
- コミュニティ形成、社会活動への参加促進
- 感性のシェア
- 五感を刺激する体験の共有
- つなぐ
- 都心立地を生かしたまるごとサポート
Parkness Challengeで取り組む5つのサービス
- ヒューマンデータの利活用に資するプラットフォームの提供
- パーソナルモビティのシェアサービス
- 先端技術を用いた公園内・建物内における施設管理、配送などのマネジメント高速化
- リアルとデジタルを融合した都市空間=Parknessを実現するためのDX推進【プレイスメイキング編B2C】
- リアルとデジタルの融合した都市空間=Parknessを実現するためのDX推進【屋外実証実験空間編B2B】
ヒューマンデータの利活用に資するプラットフォームの提供
まだ、具体的な構想は不明ですが、おそらくIoTデバイスから情報を取得し、検診するとポイントがたまるような仕組みを構築するだと思います。
市町村や医療保険者、事業者等との連携により、ICTを活用して、府民の自主的な健康増進と受診意欲を高めるインセンティブづくりを推進するとともに、府民一人ひとりの実態に沿った健康情報を収集できる基盤整備を図ります。
出典:大阪府 第3次大阪府健康増進計画 2018年3月
Apple Watch
IoTデバイズでもっとも有名なのはApple Watchです。Apple Watchでは、「心拍数」「心電図」「転倒」などを計測することが可能です。不整脈の検知や転倒で一定時間応答がない場合は、緊急連絡先にメッセージが送信されるなど、介護者の家族の方にも安心なデバイズです。
Fitbit
Apple Watch以外で有名どころだと、Fitbitがあります。Fitbitは体重計と連動するなど、健康に特化した点が優れています。
パーソナルモビティのシェアサービス
こちらも詳細は明らかになっておりませんが、自転車やセグウェイ、キックボードや自動車など様々なものがシェアされそうです。
Luup
東京の渋谷ではすでにヘルメットなしで路上で走れるようになった電動のキックボードです。
空飛ぶクルマ:SkyDrive
大阪府では、空飛ぶクルマにも興味を示しており、2025年の万博には実現させたいという思いもあります。
空飛ぶクルマです。これは万博に向けてぜひ実現したいと思っています。このラウンドテーブルを既に開始しまして、それに対しての実証実験をするための補助費用です。それから、プラスチックビジネス推進事業ということで、ブルー・オーシャン・ビジョンを掲げています。また万博での発信、そういったことも踏まえて、そういったバイオプラスチックビジネスについての支援です。
出典:令和3年(2021年)2月18日 知事記者会見内容(大阪府)
まとめ
大阪市、大阪府はスーパーシティの選定の有力候補の一つです。大阪の動向に今後も目が離せません。
大阪のスーパーシティの概要は下記記事で解説しているので、併せて読んでみてください。
参考資料
- うめきた2期地区開発プロジェクト(公式)
- https://www.city.osaka.lg.jp/ictsenryakushitsu/cmsfiles/contents/0000533/533628/gaiyo.pdf
情シスフォース