柏の葉スマートシティとは
柏の葉(かしわのは)とは、千葉県の柏市の地名です。柏の葉スマートシティは、柏の葉で三井不動産が推進するまちづくりです。柏の葉スマートシティは、三井不動産が主導するスマートシティです。
「世界の未来像」をつくる街。
柏の葉スマートシティでは3つのテーマを掲げています。
3つのテーマ
- 環境共生:人と地球にやさしく災害にも強い街
- 健康長寿:すべての世代が健やかに安心して暮らせる街
- 新産業創造:日本の新しい活力となる成長を育む
8つの目標
- 環境と共生する田園都市づくり目標
- 創造的な産業空間の醸成目標
- 国際的な学術・教育・文化空間の形成目標
- サスティナブルな移動交通システム目標
- 健康を育む柏の葉スタイルの創出目標
- 公・民・学連携によるエリアマネジメントの実施目標
- 質の高い都市空間のデザイン目標
- イノベーション・フィールド都市
柏の葉スマートシティは課題解決に重きを置く
環境、エネルギー、⾷料、健康…。
人類が解決しなければならない課題は少なくなく、
⽇本は世界より⼀⾜先にその課題に直面する。
そんな使命感を抱き、柏の葉スマートシティでは、
「公・⺠・学」の連携をベースにした、
すべての人にオープンなプラットフォーム、解決のステージづくりを推進。
「世界の未来像」を具現化していきます。
柏の葉スマートシティ歴史
柏の葉スマートシティの歴史は長く、2008年時点から構想がありました。
年 | 出来事 |
---|---|
1961年 | 三井不動産が「柏ゴルフクラブ」をオープン |
2000年 | 柏市の都市計画に基づき、区画整理事業開始 |
20001年 | 「柏ゴルフクラブ」閉鎖 |
2008年 | 「柏の葉 国際キャンパスタウン構想」策定 |
2011年 | 総合特区環境未来都市認定 |
2014年 | 「柏の葉 国際キャンパスタウン構想」充実化 「ゲートスクエア」のグランドオープン |
柏の葉国際キャンパスタウン構想とは
「柏の葉 国際キャンパスタウン構想」とは、千葉県、柏市、千葉大学、東京大学、UR都市機構、三井不動産株式会社が、3つの街づくりテーマを軸に、8つの目標と27の方針、重点施策を提示したものです。
柏の葉スマートシティで提供しているサービス
スマートライフパス
「スマートライフパス柏の葉」は、柏の葉に関わる生活者の方を対象とした、ヘルスケア関連サービスをご利用いただけるポータルサイトです。「dヘルスケア」や「メディカルノート」などサービスなどが利用できるようです。
柏の葉はスーパーシティ構想には参加していない
柏の葉スマートシティは、スーパーシティ構想を提出しておりません。
スーパーシティ構想に参加していない理由
参加しなかった理由は推測ですが、国土交通省のスマートシティモデル事業に選定されていることが大きいと思います。スーパーシティ構想に各都市が提出する理由は、国から規制緩和を受けることができる点が大きくあります。例えば、本来であれば自動運転やドローンを飛ばすということは法律上制限が厳しくありますが、そういった規制を緩和することができるのが、スーパーシティ構想に採択されるメリットです。
国土交通省のスマートシティモデル事業も同じようにスーパーシティ構想ほどではないが一定の支援を受けることができます。スーパーシティ構想の方がより柔軟度が高くなる反面、ある程度将来的な構想の実現プランを用意するなど提出のハードルが高く、スマートシティモデル事業に集中することを決めたのではないかと推測されます。
情シスフォース